ファインケミカルの専業メーカーの本社である。大きな交差点に隣接した五角形の角地には高低差があり、これを利用して人と車の分離を図った。低い方に駐車場の出入口を設け、高い敷地側は8段ほど上ったフロアーを受付として計画している。カーテンウォールには企業のイメージカラーであるグリーンを採用し、外観は過剰な装飾を排除した透明感のある近未来志向型のデザインとなっている。